廃糸
古紙管、ワイヤー、ナットなどの破片、裸線、金属探知機。
スクラップ
粉砕機の入口には、供給量を制御するために一対のローラーを取り付ける必要があります。製品は5mmの短繊維であり、乾燥後二次粉砕し、さらに空気選別装置を加えたより粒子径の細かい粉末です。
廃棄物ラインの清掃
水洗い後、繊維に付着したサイズ剤を洗い流し、廃糸の水を洗い流すため、下水処理場で処理された水を利用できるため、水道水はほとんど必要ありません。洗浄された水は処理のために下水処理場に戻されます。すすがれた繊維は、まず砂水分離器によって水から分離されます。
廃糸乾燥
ウインチによって乾燥機に送られ、連続乾燥されます。エレベーターには周波数変換速度調整機能があり、送り速度は乾燥製品の含水率に影響します。乾燥機のエネルギー源は天然ガスで、蒸気乾燥した後、窯で乾燥させます。乾燥後の繊維含有量は1%未満です。生産ニーズに応じて、貯蔵タンクや大きな袋に入れて待機したり、空気圧で使用ボックスに輸送したりできます。
廃糸の活用
1. 長繊維製造への応用
以下の点にご注意ください。
1 キルンヘッドには両面供給が装備されており、両側の供給量は可能な限り均等になります。
2. できる限り乾燥している必要があり、最適な含水率は 1% を超えてはなりません。これは無アルカリ窯の場合にも当てはまります。
3 非アルカリ廃糸のサイズは薄くても構いませんが、中アルカリ廃糸のサイズはその逆で、できるだけ厚い必要があります。
4 ガラス繊維の化学組成に揮発性成分 B と F を加えます。
2. グラスウール製造への応用
１ ５の中アルカリガラス繊維と中アルカリグラスウールの成分は同一であるため、中アルカリ廃糸をそのままアルカリ金属アルカリグラスウールの製造に使用することができる。
2 無アルカリガラス繊維の組成は、無アルカリグラスウールの組成と比較されます。
比較の説明
比較すると、CaO と MgO の違いを除けば、Si、Al、B、R2O などの他の成分にはわずかな違いしかないことがわかります。生産では、CaO と MgO の元の配合に導入された原材料が主に補充され、残りの成分は生産ニーズに合わせてわずかに調整できます。
3. パターンガラス製造への応用
廃糸を使用した模様入りガラスの製造について説明した。主な方法は、中廃糸と無アルカリ廃糸の組成特性に応じて、中廃糸と無アルカリ廃糸の比率が 2:1 になるように、模様のあるガラスに似た組成を配置することです。次の表:
珪砂とソーダ灰を使用することで、低SiO2、R2O、高CaO、MgO、Al2O3などの成分を補正し、生産ニーズに合わせた組成配合にしています。近似式は次のとおりです。
製造中は、アニーリング温度 (約 570°C) と成形温度を適切に制御するように注意する必要があります。
4. ガラスモザイク製作への応用
中サイズの非アルカリ性廃糸を使用したガラスモザイクの製造は、長年使用されてきました。ガラスモザイクの色が異なるため、組成にも一定の違いがあります。さまざまな色の組成要件に応じて、中性または非アルカリ性の廃糸を使用することを選択します。ただし、製品の色や熱安定性、化学的安定性、機械的強度などの要求を満たすためには、さらに組成を調整し、珪砂、石灰石、長石カリウム、曹長石、鉱石などの鉱物を適切に添加する必要があります。ナーコライト。灰、蛍石などの原料と各種着色料。
5. セラミック繊維廃糸を使用してセラミック釉薬を製造する
ガラス繊維の基本成分は、セラミック釉薬に必要なすべての成分であり、特に無アルカリ繊維中の 7% B2O3 です。これは釉薬の一般的な成分であり、釉薬の溶解温度を下げ、釉薬のひび割れを防ぎ、釉薬の質を向上させることができます。表面硬度、光沢、耐薬品性。ホウ素原料の価格が比較的高いため、釉薬のコストの割合が非常に高くなります。廃糸の有用成分を最大限に活用することで、釉薬の製造コストを大幅に削減できます。
投稿時刻: 2023 年 1 月 31 日